飲食店で働くひとの資格・免許まとめ ~就職・転職・キャリアアップにつながる!

飲食店で働くひとの資格まとめ
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「飲食店で働いてみたい!」「もっといい条件の職場で働きたい!」「仕事の幅を広げたい!」など、選択肢を増やしたりキャリアアップしたりすることを望むなら、資格を取りませんか?

飲食業界で働くときに役立つ7つの国家資格と、仕事の幅が広がる6つの公的資格・民間資格についてご説明します。

仕事に役立つ7つの国家資格

飲食業界で働くときに、スキルや能力の証明になる7つの国家資格を紹介します!

調理師

調理師とは、安全で美味しい料理を提供できる知識と技術を証明する国家資格です。
中学校卒業以上の学歴と実務経験があれば受験することができます。

調理のプロとして、飲食業界のさまざまな場所で働くことができます。

調理師の受験資格学歴と職歴の条件を満たしていることが必要

  • 学歴
  • 中学校卒業以上

  • 職歴
  • 以下の営業施設で調理業務に2年以上従事した経験のあること
    ・飲食店経営
    ・魚介類販売業
    ・惣菜製造業
    ・学校、寮、病院などの給食施設

調理師になる方法以下の2通りの方法がある

  • 調理師養成施設を卒業すること
  • 都道府県が実施する以下の筆記試験に合格すること

<筆記試験科目>
①食文化概論
②公衆衛生学
③栄養学
④食品学
⑤食品衛生学
⑥調理理論

調理師の就職先・レストラン
・ホテル
・料亭
・居酒屋
・惣菜製造
・福祉施設
・病院
・学校
・会社の食堂など
資格についての問い合わせ先各都道府県の調理師試験担当課

専門調理師・調理技能士

専門調理師・調理技能士とは、調理師のワンランク上の国家資格です
調理師の免許と、調理師としての経験と技術をもつひとだけが受験することができます。

難易度が高い資格なので、高級レストランや料亭などで働くことができます。

専門調理師・調理技能士の受験資格調理師の資格と実務経験があることが必要。

  • 実務経験をもとに調理師を取得して、8年以上の実務経験と調理師として3年以上働いた期間があること
  • 養成施設を卒業して調理師を取得して、6年以上の実務経験と、調理師として3年以上働いた期間があること
専門調理師・調理技能士になる方法学科試験と実技試験に合格すること

<学科試験科目>
①調理全般
②調理法
③材料
④食品衛生および公衆衛生
⑤食品および栄養
⑥関係法規
⑦安全衛生

<実技試験科目>
「日本料理」「西洋料理」「中華料理」「すし料理」「麺料理」「給食用特殊料理」のいずれかの科目を選択

専門調理師・調理技能士の就職先・レストラン
・料亭
・ホテル
・病院
・学校
・調理師専門学校の教員など
資格に関する問い合わせ先公益社団法人調理技術技能センター

>>>専門調理師・調理技能士についてもっと知りたい

パン製造技能士

パン製造技能士とは、安全で美味しいパンを作ることができる知識と技術を証明する国家資格です。
「特級」「1級」「2級」のそれぞれに、筆記試験と実技試験があります。

パン製造にかかわる職場への就職や転職のときにアピールすることができ、独立や開業の可能性が広がります。

パン製造技能士の受験資格級ごとに受験資格が異なる

  • 特級
  • 1級に合格した後、5年以上の実務経験があること

  • 1級
  • 7年以上の実務経験があるか、2級取得後に2年以上の実務経験があること

  • 2級
  • 専門高校・短大・高専・高校の専攻科で指定学科を修了しているか、2年以上の実務経験があること

※実務経験の年数は学歴や職業訓練歴によって短縮される場合があるので確認が必要

パン製造技能士になる方法学科試験と実技試験に合格すること

  • 特急の試験内容
  • <筆記試験科目>
    ①工程管理
    ②作業管理
    ③品質管理
    ④原価管理
    ⑤安全衛生管理および環境の保全
    ⑥作業指導
    ⑦設備管理
    ⑧パン製造に関する現場技術

    <実技試験科目>
    ①工程管理
    ②作業管理
    ③品質管理
    ④原価管理
    ⑤安全衛生管理
    ⑥作業指導
    ⑦設備管理

  • 1級、2級の試験内容
  • <筆記試験科目>
    ①食品一般
    ②パン一般
    ③パン製造法
    ④材料
    ⑤関係法規
    ⑥安全衛生

    <実技試験科目>
    ①パン製造作業

パン製造技能士の就職先・ホテル
・レストラン
・パン屋
・パン製造大手メーカーなど
資格に関する問い合わせ先各都道府県の中央職業能力開発協会

菓子製造技能士

菓子製造技能士とは、安全で美味しいお菓子をつくることができる知識と技術を証明する国家資格です。
「1級」「2級」のそれぞれ、学科試験と実技試験があります。

洋菓子店または和菓子店、ホテルの洋菓子部門、レストランなどで働くことができます。

菓子製造技能士の受験資格学歴によって異なるが、原則として実務経験が必要

  • 1級
  • 7年以上の実務経験があること

  • 2級
  • 2年以上の実務経験があること

菓子製造技能士になる方法学科試験と実技試験に合格すること

<筆記試験科目>
①食品一般
②菓子一般
③関係法規
④安全衛生

<実技試験科目>
和菓子製造法 / 洋菓子製造法のいずれかひとつを選択

菓子製造技能士の就職先・製菓洋菓子店
・和菓子店
・パン屋さん
・ホテルの洋菓子部門
・ベーカリー部門
・レストラン
・カフェのスイーツ担当スタッフなど
資格に関する問い合わせ先各都道府県の中央職業能力開発協会

製菓衛生師

製菓衛生師とは、お菓子を作るための知識や技術と、食品の安全についての知識を証明する国家資格です。
「食品衛生責任者」としても認められるので、独立や開業などを希望しているひとは可能性が広がります。

製菓学校の教員になったり、お菓子のインストラクターになったり、企業での商品開発に携わることもできます。

製菓衛生師の受験資格いずれかに該当していることが必要

  • 高等学校入学資格を持つ者が、厚生労働大臣の指定する養成施設において1年以上製菓衛生師として必要な知識及び技能を修得すること
  • 2年以上の実務経験があること
製菓衛生師になる方法学科試験と実技試験に合格すること

<筆記試験科目>
①衛生法規
②公衆衛生学
③栄養学
④食品学
⑤食品衛生学
⑥製菓理論及

<実技試験科目>
和菓子分野 / 洋菓子分野 / 製パン分野のいずれかひとつを選択

製菓衛生師の就職先・洋菓子店
・和菓子店
・パン屋さん
・ホテルの洋菓子部門
・ベーカリー部門
・レストラン
・製菓学校の教員
・お菓子・パン教室のインストラクター
・企業での商品開発など
資格に関する問い合わせ先各都道府県の食品・衛生課または最寄りの福祉保健所

レストランサービス技能士

レストランサービス技能士とは、レストランやホテルでの接客スキルを証明する国家資格です。
「1級」「2級」「3級」のそれぞれに、筆記試験と実技試験があります。

接客のプロとして、ホテルやレストランでのキャリアアップにつながります。

レストランサービス技能士の受験資格原則として以下の条件を満たすことが必要

  • 1級
  • 11年以上の実務経験があるか、2級に合格してから4年以上の実務経験があること

  • 2級
  • 大学で料飲サービスに関する学科を修めているか、3年以上の実務経験があるか、3級に合格してから2年以上の実務経験があること

  • 3級
  • 1年以上の実務経験があるここと

※実務経験の年数は学歴や職業訓練歴によって短縮される場合があるので確認が必要

レストランサービス技能士になる方法学科試験と実技試験に合格すること

<学科試験科目>
①食品衛生及び公衆衛生
②料飲一般
③レストランサービス
④食文化
⑤施設の管理等
⑥苦情への対応
⑦関係法規
⑧安全衛生

<実技試験科目>
①レストランサービス作業
②ワゴンサービス(1級のみ)

レストランサービス技能士の就職先・レストラン
・ホテル
・旅館など
資格に関する問い合わせ先日本ホテル・レストランサービス技能協会

管理栄養士

管理栄養士とは、栄養士のワンランク上の国家資格です。
栄養士の仕事のなかでも、より高度な知識と技術に対応できることを証明します。
管理栄養士の配置が義務づけられている施設もあるので、就職や転職のときにアピールすることができます。

管理栄養士の受験資格いずれかに該当していることが必要

  • 栄養士養成施設を卒業しているひと
  • 栄養士の免許を受けた後に、国が定める施設で一定期間の実務経験があること
  • 4年制の管理栄養士養成施設を卒業していること
管理栄養士になる方法筆記試験に合格すること

<筆記試験科目>
①社会・環境と健康
②人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
③食べ物と健康
④基礎栄養学
⑤応用栄養学
⑥栄養教育論
⑦臨床栄養学
⑧公衆栄養学
⑨給食経営管理論

管理栄養士の就職先・総合病院
・福祉施設
・学校
・保健所
・スポーツクラブ
・食品、製薬会社など

資格に関する問い合わせ先厚生労働省 健康局 健康課栄養指導室 管理栄養士国家試験担当

仕事の幅がひろがる6つの資格

飲食業界で働くときに、スキルや能力の証明になる6の公的資格・民間資格についてご説明します。

栄養士

栄養士とは、学校や病院で献立づくりや栄養指導をできる知識を証明する公的資格です。
専門学校や短大、大学の専門コースを卒業して、都道府県都道府県に申請することで資格を取得できます。

学校や病院、保健所、スポーツクラブ、食品・製薬会社などで働くことができます。

栄養士の受験資格栄養士養成施設を卒業していることが必要
栄養士になる方法専門学校、短大、大学の専門コースを卒業して、都道府県都道府県に申請すること
栄養士の就職先・学校
・病院
・保健所
・スポーツクラブ
・食品、製薬会社など
資格に関する問い合わせ先厚生労働大臣の指定した栄養士養成施設
例)女子栄養大学

ソムリエ / シニアソムリエ

ソムリエとは、ワインの仕入れや保存、管理などの幅広い知識があることを証明する民間資格です。
「ソムリエ」「シニアソムリエ」のそれぞれに、筆記試験・テイスティング試験・サービス実技試験があります。

レストランやホテル、Barなどで働くことができます。

ソムリエの受験資格日本ソムリエ協会の会員か否かによって、要件が異なる。いずれの場合も最初の試験日に満20歳以上であることと、以下の職務に従事している経験が必要

  • アルコール飲料を提供する飲食サービス
  • ワイン・酒類飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関講師、酒類製造
  • アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務

<会員の場合>
2年以上の会員歴があり、上記の職務に2年以上従事していること。また、第一次試験日においても従事していること。
<非会員の場合(一般)>
3 年以上、上記の職務に従事していること。また、第一次試験日においても従事していること。

ソムリエになる方法筆記試験とテイスティング試験とサービス実技試験に合格すること

<筆記試験科目>
①酒類飲料概論
②各国のワイン
③ワインの購入、管理と販売
④テイスティング
⑤ワインと料理
⑥ワインのサービス実技
⑦公衆衛生と食品保健

<テイスティング試験>※2015年の場合
ソーヴィニヨン・ブラン(フランス)
リースリング(フランス)
ピノ・ノワール(ニュージーランド)
ジン(イギリス産蒸留酒)
スイート・ヴェルモット(フランス産フレーヴァードワイン)

<サービス実技試験>
年度による

ソムリエの就職先・レストラン
・ホテル
・Barなど
資格に関する問い合わせ先一般社団法人 日本ソムリエ協会

唎酒師

唎酒師とは、日本酒の仕入れや保存、管理などの幅広い知識があることをを証明する民間資格です。
資格を取得するための4つのコースがあり、「通信コース」場合には試験を受けずに資格を取得できますが、その他のコースのは筆記試験とテイスティング試験があります。

レストランや旅館、ホテル、卸売りの会社などで働くことができます。

利酒師の受験資格申し込み時に満20歳以上であることが必要
利酒師になる方法受講コースによって異なる

<試験ありのコース>
会場受講コース、在宅DVD受講コース、通学4回コースを受講している場合には、筆記試験とテイスティング実技試験に合格すること

<試験なしのコース>
通信コースの場合には、試験を受けるかわりにレポート等を提出すること

利酒師の就職先・レストラン
・旅館
・ホテル
・卸売りの会社など
資格に関する問い合わせ先日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会

ふぐ調理師

ふぐ調理師とは、安全にふぐの調理をできる技術を証明する公的資格です。
調理師の資格をもっているひとが、ふぐ調理のもとで2年以上の実務経験をしている場合に受験することができます。

ふぐ専門店や料亭、割烹などで働くことができます。

ふぐ調理師の受験資格調理師の資格をもち、2年以上ふぐ調理師のもとで実務経験をしていることが必要
ふぐ調理師になる方法学科試験と実技試験に合格すること

<学科試験>
①ふぐの取扱い規制条例および同条例施行規則
②ふぐにかんする一般知識

<実技試験>
①ふぐの種類の鑑別
②ふぐの内臓の識

ふぐ調理師の就職先・ふぐ専門店
・料亭
・割烹
・旅館
・ホテルなど
資格に関する問い合わせ先各都道府県食品衛生主管課

食品衛生責任者

食品衛生責任者とは、食品を扱う飲食店やスーパーに配置することが義務づけられている公的資格です。
都道府県などが実施する講習会を受講することで取得できます。
調理師や栄養士、製菓衛生師、船舶料理士などの資格をもっているひとは、講習会を受けずに取得できます。

食品衛生責任者の受験資格都道府県によって異なる
例)東京都の場合は17歳以上であることが必要(ただし高校生は対象外)
食品衛生責任者になる方法以下の資格をもつひと以外は講習会を受講すること
・栄養士
・調理師
・製菓衛生師
・食鳥処理衛生管理者
・と畜場法に規定する衛生管理責任者若しくは作業衛生責任者
・船舶料理士
・食品衛生管理者

<講習会の受講科目>
保健所長または特別区の区長が実施す講習会、または知事の指定した講習会を受講すること
・衛生法規
・公衆衛生
・食費衛生学

食品衛生責任者の就職先・飲食店
・スーパー
・食品を取り扱う施設など
資格に関する問い合わせ先各自治体の保健所もしくは食品衛生協会

食品衛生管理者

食品衛生管理者とは、肉や魚や乳製品などの食品製造や加工を行う施設に配置することが義務づけられている公的資格です。

衛生管理や衛生教育、従業員の健康管理を行います。

食品衛生管理者の受験資格以下のいずれかに該当することが必要

  • 医師、歯科医師、薬剤師、獣医師
  • 大学で医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学、農芸化学の課程を修めて卒業した者
  • 食品衛生管理者の養成施設において所定の課程を修了した者
  • 高等学校もしくは中等教育学校、または厚生労働省令の定めるところによりこれらの者と同等以上の学力があると認められる者で、食品衛生管理者を置かなければならない製造業または加工業で食品や添加物の製造、加工の衛生管理の業務に3年以上従事した者
食品衛生管理者になる方法食品衛生管理者登録講習会を受講すること
食品衛生管理者の就職先以下のような食品、添加物の製造または加工をおこなう施設

・全粉乳(その容量が1,400グラム以下である缶に収められるものに限る)
・加糖粉乳
・調整粉乳
・食肉製品
・魚肉ハム
・魚肉ソーセージ
・放射線照射食品
・食用油脂(脱色又は脱臭の過程を経て製造されるものに限る)
・マーガリン
・ショートニング
・添加物

資格に関する問い合わせ先公益社団法人 日本食品衛生協会

まとめ

飲食業界で働くときに役立つ7つの国家資格と、仕事の幅が広がる6つの公的資格・民間資格についてご説明しました。

働き方の選択肢を増やしたり、キャリアアップしたりすることにチャレンジしてみませんか?
そのために、自分のスキルや能力を証明できる資格を取得しましょう!

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飲食のお仕事レシピ 編集部

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