【飲食の転職】辞め方は要注意!退職前に準備しておくこと

飲食業界で働いている人の円満退職の方法
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退職したいと思っていても、いつ、だれに、どのように伝えればいいのか迷っていませんか?

退職はデリケートな手続きなので、事前の準備が大切です。

タイミングや伝え方を間違えると、ズルズルと引き止められたり、次の仕事に影響することもあります。

この記事では、円満に退職するための流れと準備、引き止め対策、退職後の手続きなどについて解説します。

仕事を辞めるまでの流れ

仕事を辞めるためには、退職の意志を伝えて、退職についての交渉をして、退職届を提出する必要があります。
会社やお店ごとの就業規則にもよりますが、一般的には1~2ヶ月がかかります
退職届の見本
自分に降りかかるリスクを減らして、お店の同僚から気持ちよく見送ってもらうような円満退職を目指すのであれば、以下の3ステップで退職手続きをするのがオススメです。

①退職したい意志を伝える
②退職に向けた交渉をする
③退職願 / 退職届を提出する

これらの3ステップを事前に知っておけば、スムーズに退職することができるでしょう。

退職に向けた準備とは

円満退職に向けた3ステップについて、準備するべき事柄を説明します。

①退職したい意志を伝える

まず、退職したい意志を伝える前に、お店の就業規則を確認しておきましょう。
法律では退職日の2週間前に退職の意志を伝えれば退職できることになっていますが、円満退職をするためには、会社の規定に従ってください。その方がトラブルを防ぐことができます。

つぎに、「誰に」「どのように」伝えるかも考えておきましょう。
アルバイトやパートの場合には店長に伝えましょう。
社員や店長の場合には、上長(上司)か本部の人事担当者に伝えるのが一般的です。

そして、退職の理由については本音と建前を分けるようにしてください。
本当の理由はどうであれ、スムーズに退職したいのであれば個人的で前向きな理由を伝えることをオススメします。以下のような理由を伝えるといいでしょう。

●個人的な理由の例
・健康面や体調の事情
・家庭(実家、家庭、配偶者、子ども、親戚など)の事情
・育児や介護などの必要性
・実家へのUターンや引っ越し など

●前向きな理由の例
・○○について学ぶために海外に修行をしにいくつもりです
・自分のキャリアのためには、新たな環境に移りたいと思っています
・将来に向けてどうしてもやりたい仕事があります

もしも、会社への不満を伝えてしまうと「改善するから辞めないでほしい」「給与について検討するから」など、ズルズルと引き止められる可能性があります。

また、残りの勤務期間に嫌がらせを受けたり、退職の事務手続きを渋るなどのリスクも考えられます。

退職したい意志の伝え方はとてもデリケートです。慎重に進めてください。

退職をした元同僚がいれば、その人に相談してみることも、ひとつの方法です。

②退職に向けた交渉をする

退職交渉は、店長やエリアマネージャーだけでなく、本部の人事担当者と面談をすることになるかもしれません。

円満退職をするためには、どの人に対しても誠実に対応するよう心がけてください。

退職交渉で話し合うことは以下の内容です。

●退職の交渉で話し合うこと
・退職したい意志の確認(「退職願」を提出する場合もある)
・退職理由についての質問
・退職日と有給の消化についての相談
・担当している業務の引き継ぎについて

退職希望日は1ヶ月~1ヶ月半くらい先の日程を伝えて、退職までの流れを確認しましょう。

③退職願 / 退職届を提出する

退職をするためには退職願または退職届を用意しましょう。

これから退職交渉をする場合は「退職願」を作成してください。

すでに退職にむけた交渉をして、退職が確定している場合には「退職届」を作成してください。

退職交渉をする前に退職届を出してしまうと、お店側は「身勝手すぎる!」と受け止めます。

円満に退職するためには、退職願を提出して退職交渉を行うか、退職交渉をしてから退職届を提出しましょう。

退職届の書き方は、以下のとおりです。

用意するもの

A4サイズの白い紙と黒いインクのボールペンまたは万年筆を用意しましょう。

フリクションなど、こすって消えるペンはNGです。

書き方

退職願 / 退職届の書き方と文章は決まっています。
どんな場合も退職理由は「一身上の都合」と書きましょう。

「家族の介護のため」や「病気のため」や「待遇への不満があるため」など、具体的な退職理由を書く必要はありません。

また、退職願/退職届は手書きで書くのが一般的です。
退職願の見本
退職届の見本

①1行目の中央に「退職願」または「退職届」と書く

②2行目の最下に「私事、」または「私儀、」と書く

③3行目の頭から次の文章を書く
退職願の場合には「このたび、一身上の都合により、来たる平成○○年○月○日をもって、退職致したく、ここにお願い申し上げます。」と書く。
退職届の場合には、「このたび、一身上の都合により、来たる平成○○年○月○日をもって、退職致します。」と書く。

④1行開けて、提出する日付と所属する店舗名、自分の名前を書く

⑤自分の名前の下に認印で捺印(三文判はOK、シャチハタはNG)

⑥宛名として、退職する会社の正式名称と代表者(社長・オーナー)の氏名を明記

封筒の書き方と入れ方

退職届に使う封筒は「白無地」を選ぶのが一般的です。
茶色の封筒は使わないようにしましょう。

また、サイズについてはA4用紙が三つ折りで入れられる「長形3号」を用意しましょう。
封筒の書き方と折り方
封筒の表には退職願または退職届と書いて、裏の左下に所属店舗と自分の名前を記入しましょう。

退職届または退職願を三つ折りにして、用紙の向きに注意して封筒に入れます。

封をする必要はありません。

引きとめられたときの対処法

引き止められたときの対処法について、よくあるパターンと対処法を解説します。

「お店にとって必要な存在なんだ」

情に訴えかけて、退職を止めようとするパターンです。
自分が必要な存在だと言われると嫌な気持ちはしないですし、自分の頑張りが認められたように感じるかもしれません。

しかし、円満退職をするためには情に訴える引き止めに流されないようにしましょう。
一時的な感情に流されずに冷静に対処するのが大切です。
気持ちを落ち着かせてから「自分がなぜ退職を決めたのか」について振り返ってみてください。
退職の意志が変わらないようであれば、そのことを伝えてハッキリと断りましょう。

「給料を上げることも検討するから」

退職理由として給料への不満を伝えた場合には、このような言葉で引き止められることがあります。

しかし、引き止めるために言った言葉が守られないケースも少なくありません。
口約束の場合には、「社内での調整が長引いていて」などと言って、うやむやにされることがあります。
本当に給料が上がったとしても、辞めさせないための一時的な対応にある可能性もあるので、自分の望みが叶わないようであれば、会社からの申し出をキッパリと断りましょう。

「後任が見つかるまで待って」

人員に余裕がない店舗では、人手不足を理由に退職日を遅らせるようとすることがあります。

しかし、後任をすぐに採用できればいいのですが、採用ができずに退職日がズルズルと延びてしまうこともあります。
このような理由で引き止められたときは、「引き継ぎには最大限の努力をします」などの誠意を示しつつ、退職日の後ろ倒しを断る対応を取りましょう。

「辞めたら客に迷惑がかかるだろう!!」

理不尽な理由で退職を引き止められることも少なくありません。
こうした言葉は正面から受けとめずに「ずいぶん身勝手なことを言っているなぁ」と聞き流しましょう。
退職によってお店に迷惑がかかるとしても、それはあなたが負うことではなく、経営者や会社側が対処すべき事柄です。
その場の空気に流されずに「自分がなぜ退職を決めたのか」について、もう一度振り返ってみましょう。

ここまで、引き止めの4つのパターンを紹介しました。

退職するかどうかは自分次第ですが、次の仕事が決まっている場合は、転職先にも迷惑をかけてしまいます。

退職を引き止められたときは、自分の意志を確認しながら、冷静に対処をしましょう。

退職後の生活を支える制度と機関

ここでは、退職をした後の生活について、支援制度と機関、手続きについて知っておきましょう。

転職先が決まっていて、退職日と入社日との間が空いていない場合には手続きは必要ありません。

しかし、1日以上の期間が空いてしまう場合には「失業保険」と「年金」と「健康保険」の手続きをするつもりでいてください。

①失業保険の申請

失業保険とは、働く意志はあるのに失業状態にある人が受給できる手当のことです。

6カ月間の給料の約50~80%の金額を受け取ることができます。

退職後に会社側から「離職票」を受け取って、ハローワークに行って手続きをするようにしましょう。

いつまでに離職票を受け取り次第、できるだけ早く
どこにハローワーク
必要なもの・雇用保険被保険者証
・離職票1
・離職票2
・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
・印鑑
・写真2枚(直近3カ月以内、縦3cm×横2.5cm)
・本人名義の普通預金通帳

②年金の切り替え

厚生年金に加入していた人は、退職後に国民年金への切り替え手続きをすることが必要な場合があります。

年金と健康保険は手続きが似ているので、同時に手続きをするとスムーズです。

いつまでに退職後14日以内
どこに役所の国民年金窓口
必要なもの・年金手帳
・離職票または退職証明書
・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
・印鑑

③健康保険の切り替え

健康保険の切り替えには3パターンがあります。

「これまでの健康保険を任意継続する」「国民健康保険に加入する」「家族の社会保険の扶養に入る」という3つから、自分の生活に合った方法を選ぶようにしましょう。

もっとも一般的な、国民健康保険に加入する場合については以下のとおりです。

いつまでに退職後14日以内
どこに居住地の市区町村役所の健康保険窓口
必要なもの・健康保険資格喪失証明書
・各市町村で定められた届出書
・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
・印鑑

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まとめ

円満退職をするために必要な準備について解説をしました。

退職までの流れを確認して、自分の希望が実現できるように確実に手続きを進めてください!

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  • 自己分析の仕方
  • 面接の服装
  • 履歴書作成のポイント
  • 職務経歴書作成のポイント
  • 面接必勝マニュアル
  • 円満退社のコツ

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